01. こくぶんじ ガイガー手帳
東京の国分寺、国立周辺の放射線量マップです。
原子力発電所の事故で、空気も土地も海もよごれてしまいました。
放射能は見えないので、ガイガーカウンターで放射線量を測ることにしました。
場所は、国分寺市を中心に、自分たちが暮らしている周辺を測っています。
子どもたちが遊ぶ「公園」が心配だったので、国分寺や国立周辺の公園が多いです。
気をつけたことは、同じ場所で、できるだけ数カ所測るということ。
同じ公園でも高いところ低いところがあるので、子どもが近寄りそうな砂場や遊具、植え込み、いろんな場所を測るようにしました。
時々、府中、小平、あたりの数値もあります。
個人的に測った数字です。
大がかりな測定器ではありませんので、数値自体は目安としてください。
それよりも、まあ、ざっくりとでもいいので、こういう場所は高いのだな、
こういうところは、さほどでもないな、と把握する材料にしてもらえたら。
まずは知って、考える手がかりにしてもらえたら。行動する手がかりにしてもらえたら。
と、思うのです。
測った測定器の機種は、RADEX RD 1706という簡単なガイガーカウンターと、GM10にアルミ板をカバーしたもの(β線をはずすため)と、それぞれ平均値を記しています。
どちらもガイガーミュラー方式です。
シンチレーション式の測定器よりも、少し高めに出る傾向があるようです。
機種にもよるので、目安ですが、(国分寺周辺の場合)シンチレーション式だと、わたしたちの機種の数値から、0.04〜0.06マイクロ差し引いたぐらいの数値と思われます。
(詳しくは→こちら)
計測の高さは、ほとんどが、地上1メートル(もしくは地面と両方)。
GM−10は大体15分計測の平均値。RADEX RD 1706の方は8回計測(4回計測の平均を2回)を行って、その平均値です。
単位はマイクロシーベルト/毎時。です。
>>>はかってみた感想
WHOなどが定め、日本の法律が定めている、
放射線の被曝限度は、1年間で1ミリシーベルトです。
(今回の事故で日本が引き上げた基準値は、今現在20ミリシーベルト/年。)
1ミリシーベルト(msv)=1000マイクロシーベルト(μsv)
シーベルトとは、人体が放射線を受けたときの影響を示す単位です。
被曝量は足し算なので(1時間あたりの被曝量)×24時間×365日で、1年分です。
<<<基準値について
● 都立武蔵国分寺公園 国分寺市西元町1‐7
● 国分寺緑地 黒鐘公園(くろがね公園) 国分寺市西元町4‐10
● 国分寺市窪東公園 国分寺市東戸倉2‐19
● 国分寺市こばと公園、かりん公園 国分寺市日吉町2‐8、9
● 国分寺市内藤二丁目公園 国分寺市内藤2丁目40
● 日吉町スワン公園・日吉町樹林(五小付近) 国分寺市日吉町1‐35
● 西恋ヶ窪緑地/エックス山 国分寺市西恋ヶ窪3‐30・31
● すぎの子公園(内藤神社) 国分寺市日吉町4‐2
● 国分寺市富士本わくわく公園/ラーメン公園 国分寺市富士本3‐3
● 日吉町ポプラ公園 国分寺市日吉町1‐35
● 国分寺市西恋ヶ窪SL公園 国分寺市西恋ヶ窪2‐19
● 西恋ヶ窪カルガモ公園 国分寺市西恋ヶ窪3‐3
● 姿見の池緑地 国分寺市西恋ヶ窪1‐8
● 国分寺北町公園 国分寺市北町5丁目24
● JR西国分寺駅南口 国分寺市泉町3丁目
● けやき公園(国分寺市民スポーツセンター) 小平市上水本町6-22-1
● 泉町の公団の公園(泉プラザの近く) 東京都国分寺市泉町2丁目
もっと詳しく >>>
● 国立市東児童公園・ボンコえん 東京都国立市東3-3-25
● 国立市谷保第四公園(市役所のそば) 東京都国立市富士見台2-49
● 国立市谷保第三公園 東京都国立市富士見台2-34
● 国立市矢川上公園 東京都国立市富士見台4-4
● 国立市北第一公園 国立市北3-11-29
● 一橋大学、国立キャンパス 国立市中2丁目
● 国立駅周辺
● 国立市立北保育園 国立市北3-1-1
国立にある国立北保育園のご厚意により、園内の計測を行いました。
保育園の測定は園長さんはじめとする職員のみなさんのご理解があったおかげです。感謝します。
もっと詳しく >>>
● 府中武蔵台公園 府中市武蔵台2丁目2番地
● 小平中央公園 東京都小平市津田町1丁目1番1号
● 小平市上水公園(上水台園) 東京都小平市たかの台32
● 小平市けやき公園 小平市上水本町6-22-1
● 野川 小金井市貫井南から東方面